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緑内障の治療

 

緑内障とは、見える範囲(視野)がだんだん狭くなって、場合によっては、最後には失明してしまうこともある病気です。その主な原因は、目の圧力(眼圧)が高くなることです。

目の神経は脳から約100万本の神経線維の束として眼球内に入りそこで90度方向を変えて、アサガオ状に眼球内壁に広がって「網膜」という光を感じる視神経の膜となります。視神経が90度方向を変えて、アサガオ状に広まる視神経の根本の部分を 「視神経乳頭」と言います。

眼圧の正常値は、10〜20oHgですが、これを越える眼圧が長い間続くと、神経線維は90度直角に曲がる部分が一番弱いので圧迫されて、線維が1本ずつだんだんに死んでいきます。死んだ神経線維は厚みを失うので、視神経乳頭の窪みは深くなります。視神経が死んだ部分の網膜は、光を感じることができないので、その網膜が担当している視野は見えないことになります。この状態を視野の狭くなった(視野狭窄)と言い、これが進むと失明に至ります。

緑内障は、長い時間をかけてゆっくりと進行し、自分で視野が狭くなったと気づいた時には、かなり悪くなった時です。少しぐらい眼圧が高くても自覚症状は全くないのです。

血圧が高い方が血圧を下げるために薬を飲むように、緑内障の治療は状態の悪化を防ぐため、眼圧を下げる目薬を使うことが主な治療になります。この目薬も眼圧を下げる方法や種類が様々あり、状態に合わせて使っていきますので、状況によっては目薬が変更になったり追加されたりします。その目薬の効果の確認と、状況を観察するために、定期的に眼科を受診し、眼圧・眼底・視野検査など行うことが症状を悪化させないために何よりも重要なのです。

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