最近の白内障手術は、ここ10年の手術技術と手術機器の進歩により、大変安全なものになりました。入院も必要なく、日帰りで十分安全に行えます。麻酔は、昔のような針を用いた麻酔は行わず、99%の症例で目薬の麻酔で行い、ほとんど無痛です。
手術時間は、目に特に白内障以外問題なく術中合併症がない症例で、十分な技量を持つ医師が執刀すれば10分〜15分です。当院院長が執刀した場合は、5分〜10分程度です。手術のやり方は次のとおりです。
1.
目に3mmから5mm程度のごく小さな切開を入れます。当院では、この切開に切れの良いディスポメス又はダイヤモンドメスを用います。
2.
水晶体は水晶体嚢という薄い透明な袋に包まれているので、水晶体嚢の前面を円形に切開します。
3.
次に濁った水晶体を取り出します。水晶体をCentral Dividerという院長杉浦が開発した器具によって分割した後直径1mm程度の金属製の筒から超音波を発振し水晶体を砕きながら水晶体を吸引します。
4.
水晶体嚢にこびりついた濁りを吸引して、水晶体嚢を空にします。
5.
空になった水晶体嚢内に人工レンズを移植します。
6.
目の中を良く洗浄して手術は終了です。